htnkmst2004-02-09

ベルリン5日目。午後からベルリンのレコーディングスタジオ見学。スタジオといっても今や世界中みんな似たようなものだ。コンピュータ、デジタルミキサー、プラグイン。良い意味でも悪い意味でも仕様はほとんど同じ。それでも日本人で海外で録音したがるのは電圧の違い?それとも薬ができるから?ともかくグローバル化はこんな所にもあった。切り口は音楽の技術的な面を中心にしたディスカッションで、映画における音楽の在り方にも多少食い込んだものの、とにかく時間の都合でずいぶん巻きが入ってしまった。 既にフォルクスワーゲンのコンペの最終ノミネート者3名が最終ミックス作業に入っていたんですが、個人的な差は別に感じませんでした。 夜はlichtmascineの代表、Peter氏と再会。彼も仕事で映画祭に参加するためハンブルクから来ていた。相変わらず彼も忙しいようだ。今回は一緒にアメリカ映画「Letter to ture」を見に行った。写真家を題材にしたドキュメンタリーのような映画だった。うまく書けないけど犬と共に振り返るアメリカの20世紀史(?)。とにかくおもしろかった。今後一緒に何かやらかす事をPeter氏と約束し、映画館を後にした。
畑中正人
http://www.hatanakamasato.net/