お久しぶりです。

ここ一ヶ月忙しすぎてブログ更新できていませんでした。

ブログだと不特定多数の方がご覧になるので、どんな事情だったかは個別にお知らせしていきますので、ここではあえて書きません。

更新が滞っている間にお知らせがふたつあります。

まずは去る4月13日に公開されたmatohuさんの2011-12秋冬コレクションです。
本来であれば3月にショーで発表する予定だったのですが、震災の影響で中止となり映像作品としての発表となりました。
URLをお知らせ致しますので、まだご覧になっていない方はぜひどうぞ。
matohu website
http://www.matohu.com/

映像への直リンク
http://www.matohu.com/ja/collection/movie/2011AW.html



それから丁度今日なのですが、NYで行われる90th ADC Annual Awards gala dinnerのmotion graphicの音楽を担当させて頂きました。
Art directorはNOSIGNERさん、
http://www.nosigner.com/
そして映像制作はTakafumi Tsuchiyaさんです。
http://www.takafumitsuchiya.com/

そして映像作品はYoutubeでも公開されています。
http://www.youtube.com/watch?v=_fWOQlXvfis




そして先月4/12〜4/17にミラノサローネで発表されたCanon NEOREAL WONDERはおかげさまで大盛況のうちに無事終了する事が出来ました。

公式サイトはこちらです。会場の様子なども記録されています↓
http://canon.jp/milano2011/exhibition/index.html

最高のチームとお仕事がする事ができて光栄でした。音はこれまでのいくつかの展示用作品と比べてもかなりドラマティックな構成となりました。実は当初はここまで盛り込む事は考えてはいなかったのですが、様々なご要望を取り入れながら無事に最終稿を会場にて仕上げる事が出来ました。やはり実際の会場で音を組み替えながら仕上げていく作業は非常にエキサイティングな事ですし、ほどよい緊張感があります。僕はそもそも自分の考えや音をただ押し付けるのが好きではなく、現場の皆さんと一緒に仕上げていく楽しさの方が好きです。やはりキャリアのスタートが舞台系音楽だった事が影響しているのかもしれません。今回も単なる展示というよりもひとつの舞台だったと思いますし、その場の状況に合わせて変化していけるマインドを持つ事は何より大事だと思っています。

個人的にはかなりの達成感を感じましたが、ここで立ち止まらずまだまだその先に進まなくてはいけません。これからまた一歩一歩噛み締めながら歩いていきます。

畑中正人
http://www.hatanakamasato.net/