ギリギリ締きりに間に合いました。色々ありまして、本当に大変でした。と同時に人の暖かさを感じた数日でした。 一番の苦労はPAL(ヨーロッパ規格)のビデオ・テープを準備する事だったんですが、Macで編集したものを一度DVカメラに落としたまでは良かったんですが、当然自宅にあるビデオデッキの規格はPAL。このままダビングしたところで白黒になってしまう。コンペのルール上、PALのDVテープか、NTSCもしくはPALのVHSでなければならない。これは絶対に、どーしても日本製(NTSC規格)のビデオデッキが必要という事で、ハンブルク中を駆け回りました。最終的にY内さんとK田さん御夫妻の御協力のおかげで無事ダビングが完了。多大な御迷惑をおかけしてごめんなさい。本当に本当に助かりました。ありがとうございました! そして朝からずっとサポートしてくれた嫁さんに心から感謝です。というわけで翌朝速達でベルリンに発送出来ましたっ!! と、これで終わりと思いきや、実行委員会から作品をサーバーにもアップして下さいとの連絡が16日(締きり日)になってきたんです。しかも朝っぱらから電話で。寝起きの英語はキツイっす。実は映画「ラン・ローラ・ラン」の映像と音楽だけが指定された各作品20MBまでという容量を越えてしまっていたんです。しかも、アップするデータはMPEG-1でなければならないという変な規定に右往左往し、一度アップの作業を中断し、先述したビデオテープの作戦に切り替えたんです。 しかし審査の処理上どうしてもサーバーにもアップしてくれと言われて、大慌てで準備開始。実行委員会のサーバー担当の技術者の人などに連絡を取っての確認作業に追われ、ようやく夕方にアップ完了。時間との勝負の連続で変な汗をかきました。いくらネットが発達しているとはいえ、これら一連の作業はここに住んでいないと無理でした。 そして何より僕一人では不可能な事でした。全て終わって本当にホっとしました。後はベルリンへ乗り込んで、出される結果を待つだけです。最後に、今回御協力いただいた皆さんへ心からお礼申し上げます。 本当にありがとうございました!
畑中正人
http://www.hatanakamasato.net/