飽きない。

聞いていて飽きない音楽というのは、人それぞれいろいろある。

個人的にはこの2作は特にそう。

Steve Reichの「Different Trains」

初めて聞いた時の衝撃は未だに覚えている。
ミニマルだなんだと能書きを述べる以前に音楽としてぶっとんでいる。
サンプリングされた声に楽器が追従し、精密な時計のように音が空間を刻んでいく。
ある意味これが本当のテクノなのかもしれない、と言っても過言ではない。


そして、もうひとつはPat Metheny GroupのStill Life (Talking)

何故かはわからないが、何度聞いていても飽きない。
楽曲分析する気も起きない。

Different Trainsにもパット・メセニー氏が参加しているのも面白い縁。

聞いていて飽きない音楽を聞ける時間とは、貴重である。

畑中正人
http://www.hatanakamasato.net/