ヤマハシンセ40周年オープニングムービー「Shape of Sound」

ヤマハシンセ40周年オープニングムービー「Shape of Sound」の作曲と演奏を担当させて頂きました(コンセプトと都合上、顔はほとんど映っていませんのであしからず)。音量にご注意下さい↓
http://youtu.be/IJnNf-s0O00

中央にあります砂をひいた共鳴板に向けてSY1、DX7、CS01、VL1などなど往年の名機の音を送り込み、砂の模様を変えて行きます。音はそれぞれの実機から即興的に演奏したものを録音し、曲にしています。周波数によって砂の模様がかなり変化する様子は作業していて面白かったです。

この映像の企画、監督、演出、編集は Toshi Wakitaさん。2004年にベルリンでお会いして以来の友人でもあり、07年のヤマハミラノサローネ「scene of tone」のコンセプトムービーでもご一緒頂きました。
http://www.studiomaili.com


という事で、6月に急遽浜松に行ったのはこの案件のためだったわけですが、浜松初日は機材の選定、2日目は曲作りと録音を、3日目の朝から撮影して夕方には羽田から札幌に向けてフライトという日程でして、ヤマハさんの中で仲良くさせて頂いている方々にも殆どお会い出来ないほどの強行スケジュールでした。

高校生のときに人生で初めてアルバイトをして購入したシンセがヤマハV50だったもので、個人的にもとても感慨深いお仕事になりました。ヤマハシンセサイザー40周年という貴重な機会にお呼び頂きありがとうございました。

畑中正人
http://www.hatanakamasato.net/