「畑中正人×中村コオタ」chat 3. ライブ

畑中正人とは10年来の付合いであるミュージシャンでriverのボーカリストである、中村コオタ氏とのチャットによる雑談集をお送りします。ちなみに畑中氏とコオタ氏は専門学校時代に知り合い、2年間同じクラス。また、当時は同じバンドで活動した事もありました。
中村コオタ:東京で活動するバンドriverのボーカル、ギター担当。
river official website
http://river4you.hp.infoseek.co.jp/top.html
river - myspace
http://www.myspace.com/riverhttpwwwmyspacecomyourbandname

畑中:音楽が個人じゃ成り立たないという事は、ライブっていうのが重要なキーのひとつにもなっていると思うんだけど。
こおた:うん。やっぱ音が鳴ってる時点で 共感を得られるか、反感をくうか、それだけの物だからね。その時点で個人じゃ無いし。ライブはなんか知らんけど やらなきゃいけないかな?なんて感じでやってる。やっぱ中学生の時の初期衝動を追い求めてるって言うか・・・。
畑中:見てるとそう思う。ステージ上のこおたはそういう感じしてる。俺はそういう意味で最近はライブしてないから、やっぱりその部分が欠けてる。そのうち納得のいく形でやりたいなと思ってる。
こおた:早くライブやってちょうだい。 まぁ、焦らなくていいけど。やっぱライブの時の空気感とかって独自の物があるからねぇ。でも、やっぱ大勢の前でやるに越した事は無いよね。
畑中:ライブの前って何か心掛けることある? ほら、神経質になっちゃう人とかいるじゃない。俺は本番直前まで吐きそうになってる。
こおた:うーん、緊張する(笑)メンバーに助けて!って思っちゃう気持ちが大きい。その時点で個人じゃ無いって事だよ。
畑中:そうだね、その時点で個人じゃないね。本番はじまると全然平気なんだけど。バンドの場合はメンバーそれぞれの存在は大きいね。
こおた:そうなの! やっぱ一番身近にいる人に一番影響受けやすいって言うか、助けて!って言うか(笑) 
畑中:ホント、助けて!ってなるよね。でもひとりで演奏のときのむしろ気は楽。対自分に責任とってりゃいいからさ。でもね、ソロでの失敗って少々キツ イ。どちらにしても本番前はできるだけくだらない話しして、ごまかす。
こおた:あ、そっか、博士って一人でもやるんだもんね!楽なんだ。おれも実は弾き語りでライブやった時あってその時は大変だった。なんかしらな いけど涙がポロポロと流れ出して歌えなくなっちゃって!大変な事になった 今年の二月。博士はソロで失敗した事あるの?
畑中:失敗はね、数回。でもなんで泣いたのん?感動してって事?
こおた:失敗した事あるんだ!そりゃ、生だからあるか。泣いたのはねぇよくわからん。ライブ出来ない状況が一年以上続いたからそれでかな?自分でも良くわからないんだけど、詩に酔ってたんじゃない?(笑)でもあれは酷かったなぁ。
畑中:醜い事はないと思うけど。ライブしてない状況っていうのは当時話しを聞いていたから、そうとう色々思うところがあるんだろうなぁ、とは 思ってた。でもまたライブできるようになってよかったよなぁ。まぁ、俺の失敗なんて一見するとわからないような事なんだけどね。
こおた:博士のライブの失敗は はっきり言ってわからない!(笑) わかった方がすげーよな。嫌、わかる人もいるのかな? 今度見抜いてやる!!!
畑中:たぶん、わかるよ。顔に出るから(笑)
こおた:博士、かなりのポーカーフェイスじゃんっ!よく観ないとわからね ーよ!
畑中:いや、鼻の穴がかすかに動く。
こおた:そんなのわからねーよ(笑)
畑中:まぁ鉄仮面とかいわれてたからね、高校時代(記憶違いじゃなきゃ)。
こおた:そうなんだ! 初耳。
畑中正人
http://www.hatanakamasato.net/